楽天経済圏

【安いお店での失敗談あり】楽天市場の危険なお店の見分け方

〈楽天市場でこんな悩みや不安を感じたことはありませんか?〉

  • 購入したい商品を検索したところ、ショップによって値段が違うためどこで買うべきか迷っている
  • 楽天市場のお店は安全?怪しいお店や危険なお店の見分け方を知りたい!
  • 他店より妙に安いお店は、危ないお店なの?価格が安いのはなぜ?少しでも安く買いたいけれど、もし詐欺や偽物だったら不安…
  • 信用できるお得な商品の探し方や、お店の選び方を知りたい!

この記事を読むと、楽天市場の危険なお店とお得で信用できるお店を見分けられるようになります。

私は、楽天経済圏で10年以上暮らし、楽天市場を日常使いしています。

お得にお買い物をしようと価格の安いお店で商品を購入し、後悔や失敗をしたこともあります…。

「安い商品には訳がある」。

そのリアルな経験談もご紹介しますので、安全なお買い物の方法を知っていただければ幸いです。

危険なお店と信用できるお店の見分け方【5つの観点】

本章では、警戒したほうがよい危険なお店と、信用できるお店の見分け方を5つの観点でお伝えします。

①ショップレビュー数を確認する<レビュー1000件以上のお店を選ぼう>

「お店全体」のショップレビュー数を確認しましょう。ショップレビュー数は、お店の販売実績ともいえます。

私は、ショップレビュー数が1000件以上のお店を選びます。

1000件以上の取引があれば、万が一不手際の多いお店の場合、低評価レビューで実態が浮き彫りになってくるからです。

商品レビュー数も多ければ多いほど実態が掴みやすいのですが、新商品の場合などはレビュー数が少ないことがよくあります。

そのため、必ずショップレビュー数を見て、お店全体の販売実績を確認しましょう。

<ショップレビュー数の見方>

楽天市場のショップレビュー数(販売実績数)の見方

②レビュー総合評価を確認する<★4.5以上のお店が安心>

「商品」と「お店全体(ショップレビュー)」のレビュー総合評価を確認しましょう。

商品だけでなく、お店そのものの評価を確認することで、信用できるお店なのか実態が見えてきます。

私の判断基準では、ショップレビュー数が1000件以上 + ★4.5以上のお店 が信用できるお店です。

この条件を揃えたお店は、発送までの連絡や梱包が丁寧・商品の不備が少ない・万が一不備があっても迅速に対応してくれる、など安心してお買い物ができるお店である証だと考えています。

逆に下記の場合のお店は、警戒したほうがよい可能性があります。詳細は事項以降で解説します。

  • ショップレビュー数が少ないお店
  • レビュー総合評価が高くないお店

③レビュー内容を読む<具体的な低評価レビューが複数あったら警戒しよう>

レビュー数が少ないお店や総合評価が高くないお店の場合、「このお店は信頼できるのかな…?」と不安になりますよね。

そんな時は、「商品」と「お店全体(ショップレビュー)」、それぞれのレビュー内容を読み込んでみると実態が見えてきます。

レビュー数に関わらず、★1つか2つの低評価レビューが散見される総合評価の低いお店は、警戒してください。

そしてどんな理由で低評価が付いているのか、内容を読んでみましょう。

例えば、以下のような具体的な内容の低評価レビューが複数ある場合は、危険なお店の可能性が高いです。

  • 「発送が遅い」
  • 「問い合わせをしても返信が無い」
  • 「梱包が不十分で破損があった」

また、私は、特にレビューの投稿日時も見ています。

過去に低評価があるにも関わらず、最近になっても似た内容の低評価レビューが続いている場合は、改善の無い危険なお店と判断して購入しないようにしています。

もし過去に低評価があっても、返信コメントでお店が真摯に対応している様子がある・その後の低評価レビューが無い場合は、改善に取り組んでいる信用できるお店とも捉えることができます。

<ショップレビューの見方>
商品レビューページにある「ショップレビュー」ボタンをクリック

楽天市場のショップレビュー数の見方

<低評価レビューの探し方>
ショップレビューから探す
※★の数で絞込検索できないのが残念なところ…

下記画像は低評価レビューを一部抜粋していますが、★1評価が散見されるお店です。

楽天市場ショップの低評価レビューの探し方

④会社概要の確認<迷ったら実店舗や電話対応窓口があるお店だと安心>

販売実績数やレビューそのものが少ないお店は、判断材料が無いため実態が掴めないですよね。

そんな時は、会社概要欄を見てみましょう。

ショップの連絡先・営業日・支払方法・配送方法・キャンセル返品規定など、お店の詳細情報を確認できます。

さらにWEBで会社名や電話番号を検索、もしくは所在地をGoogle Mapで検索して、実態調査をします。

検索すると「〇〇県で実店舗も運営しているんだな」など、会社の情報が詳しくわかることもありますし、Yahoo!ショッピングやAmazonなど他のECサイトのレビューを見つけられることもあります。

但し、個人事業のお店などは、検索しても情報が掴めないこともあります。

そこで会社概要の中で一番注目してほしいのは、「問い合わせ窓口」です。

問い合わせ方法はメールかチャットのみというお店が増えている中、「電話による問い合わせ窓口を設けているお店」は、安心材料のひとつです。

また「日本国内に実店舗を運営しているお店」は、万が一の問い合わせ先が明確なので安心できます。私の経験則でも、実店舗をもっているお店は誠実な対応のお店が多い印象です。

会社概要欄を確認し、代表が日本人でない・所在地が日本でなく海外である・問い合わせがメールかチャットのみという場合は、危険なお店かもしれないと警戒したほうがよいです。万が一トラブルがあった時に、連絡が取りにくい可能性があるためです。

⑤MVPショップを選ぶ<楽天で公式に認定されたお店だと安心>

MVPショップとは、楽天が選出した高評価のお店のことです。

月間優良ショップ(月間MVP)・エリア別MVP・年間MVP(上位0.3%が選出)の3種類があります。これら受賞歴のあるお店は、楽天が公式に認定したお店のため、信用できるお店といえます。

各MVPの確認方法は、店舗ページで確認できます。受賞歴のあるお店は販促として「〇年〇月に月間優良ショップに選ばれました」などと記載していることが多いです。

また、月間優良ショップ(月間MVP)はラベルでも判別することができます。検索結果のショップ名横に表示があります。

<月間優良ショップ(月間MVP)の見方>

楽天市場の月間優良ショップ(月間MVP)の判別方法

価格が他店より安い6つの理由(実際に経験した後悔談より)

楽天市場で商品を検索していて、他店より価格が安いお店が見つかることがあります。

「安い理由はなぜ?何か怪しい商品?まさか詐欺まがいのお店では…?」と、お得で気になるけれど、警戒してしまうことがありますよね。

この章では、私が安いお店で購入した後悔談をもとに、価格が他店より安い理由を6つ解説します。

①梱包資材でコストカットしている<段ボールが使い回し>

他店より安いお店で、子供の外遊び用品を購入したところ、テープ跡があちこちにある薄汚れた段ボールで届きました。

しかも中に入っている緩衝材は、7年前の年月日の新聞紙…。

商品自体に不備は無く、屋外で使用するものだったので「安かったから仕方がない」と思えましたが…。

梱包資材が使い回しで古いものだと、正直少し気持ち悪かったです。

楽天市場では、新品の梱包資材で配送してくれるお店がほとんどですが、それを当たり前と思ってはいけないことを学びました。

②在庫余り<古い商品の可能性>

他店より安いお店で、手指消毒アルコールを購入したところ、液の色が変色していました。

他店で何度か購入経験がありますが、初めての経験です。「この商品は本物?新品?」と不信感が芽生えました。

購入店に問い合わせをしたところ、「保存状態で変色することがある。品質には全く問題ない」という返答。

念のためメーカーにも確認したところ、「長期間保管していると含有成分により変色することはあるが、購入品に関しては販売店に問い合わせてほしい」という回答でした。

私の中での結論は、「きっと在庫余りで長期間保存されていた商品のため、価格が安かったんだな…」。

この経験以降は、相場の価格で、国内に実店舗がある薬局系のお店で買うことに決めました。

予め商品ページで、「在庫処分セール」・「期限が近いため特価」などと明示しているお店でれば、納得のうえお買い物できるのですが…。

とはいえ、消毒アルコールなどの衛生用品でこのような表示をすると売れにくいだろうと思うので、購入者自身がお店選びに注意する必要があるなと学びました。

③不良品を販売している<傷や汚れがあった>

他店より安いお店で購入し、後悔の大きかった出来事があります。

購入したのは照明器具のフロアライト。台座の裏側のゴム部分がべったり溶けているような状態で、しかも砂のような汚れが付いていました…。

すぐに写真を撮って、「汚れの原因と商品の保管状態はどうなっていたのか?」という趣旨の質問と併せて、購入店へ返品依頼の問い合わせをしました。

返答は、「申し訳ございません、商品を着払いで送ってください。返金処理をします。」という内容のみ。汚れの原因に対する答えはいただけず、強い不信感を抱きました。

事後にショップレビューを確認すると、低評価レビューが複数みられるお店でした。

④詐欺まがいのお店<商品が発送されない>

他店より安いお店で購入し、オンライン購入の怖さを感じた出来事があります。

商品購入後、お店から一向に発送連絡が無く、問い合わせても反応がないのです。

「もしかして詐欺ショップ?騙された?」ととても不安になり、楽天市場のサポートセンターへ相談をして、間に入って対応してもらいました。

改めてショップレビューを確認すると、低評価レビューが散見される・販売実績が少なく評価を判別できないお店…。

前章でお伝えした「危険なお店の見分け方」について学んだ経験となりました。

⑤並行輸入品<偽物が紛れている可能性もゼロではない>

価格が安い理由として、並行輸入品の可能性があります。海外メーカーの商品は、日本国内正規品より価格が安く設定されていることがよくあります。

あまりに安いと、「偽物では…?」とつい疑ってしまいますが、並行輸入品自体は危険なものではありません。

並行輸入品は店舗で自由に価格設定ができるので、為替の影響で安く仕入れられた場合など、お得な価格で販売できるのだと思います。

並行輸入品のデメリットとしては、メーカー保証が付いていないこと、中には偽物が紛れている可能性もゼロではない、という点が挙げられます。

リスクヘッジとして、前章で述べた信用できるお店での購入をおすすめします。

⑥企業努力<キャンペーン等、頑張って安くしてくれている>

お店のセールやキャンペーン等で、お得な価格設定になっていることがあります。

この場合は、若干相場より価格を下げている or クーポン配付 or ポイント還元 のパターンになることが多いです。

この内容については、次章「楽天市場で安い商品を探す方法」で詳しくご紹介します。

楽天市場で安い商品を探す方法

楽天市場の商品検索は、正直なところ、使いにくいしわかりにくいです。

どの商品が一番お得なのか瞬時に判別できないので、「楽天市場は使いたくない・何だか信用できない」という意見を聞くこともあるほどです。

しかし本章の3つの観点を知れば、お得な商品を探すことができるようになります。少しだけ手間はかかりますが、安い商品を見つけてみてください。

①商品を安い順に並び替える<同じ商品を安い順で見る を活用>

これは王道のテクニックです。

商品の検索結果画面で、「同じ商品を安い順で見る」を押すと、同一商品を送料込みの安い順に並べ替えることができます。

ただし、この一覧への掲載には店舗側でが逐一商品登録をする必要があるとのことで、検索漏れがあります。

全ての販売商品が一覧に出てくるとは限らないのが残念なところです…。

<パソコンブラウザでの検索方法> ※スマホのブラウザやアプリでも検索できます

①同じ商品を安い順で見るをクリック

②同一商品を送料込みの安い順で並べることができる

楽天市場の商品を送料込みで安い順番に並べる方法

②ポイント倍率アップやポイントバックを要チェック<ポイント還元が高い商品を選ぶ>

価格だけでなく、ポイント還元率(ポイント倍率アップやポイントバック)を確認してみましょう。

楽天市場で実施されるキャンペーンに合わせて、ポイント還元を大幅アップしているお店があります。

さらに、「〇〇円OFFクーポン」を配付しているお店もあるので要チェック。

急ぎのお買い物でない場合は、楽天お買い物マラソンや超ポイントバック祭などのキャンペーンタイミングをねらうと、普段よりお得な商品を見つけられる可能性が高まります。

③ショップ独自の変倍キャンペーンを要チェック<複数の商品ページを確認する>

お店によって、変倍キャンペーン(エントリー&購入で楽天ポイント倍率がアップする)が実施されることがあります。

変倍キャンペーンの対象は、特定期間や会員ランクなど条件付けされています。

商品ページに入ると、商品情報欄や上部バナーで近日実施のキャンペーンを予告しているお店が多いので、お得なタイミングを事前に把握することができます。

複数の商品ページを確認して、どのお店が一番安く買えそうか比較することをおすすめします。

楽天市場での安全なお買い物のコツ

①販売実績多数で低評価レビューが少ないお店でお買い物しよう

楽天市場では、ほとんどのお店で気持ちよくお買い物できます。

しかし安く買おうとしたばかりに、後悔した経験が少なからずあります。

安い商品を探すと同時に、危険なお店と信用できるお店を見分けることが必要だと痛感しています。

お買い物での失敗を回避するには、ショップビュー数が多数(販売実績が多い)+レビュー評価の高いお店(低評価レビューの少ないお店)で購入しましょう。

また、レビュー内容を読み込む+会社概要欄を確認することで、お店の詳しい実態を掴めることがあります。

もし「このお店、怪しいかもしれない」と不安を感じた場合は、購入は避けるべきです。

②食品や衛生用品は、不安要素が無いお店で購入するのがおすすめ

私は消毒用アルコール購入での後悔談がありますが、食品や衛生用品など健康に関わる商品は、信用できるお店で購入することをおすすめします。

相場より極端に価格が安い商品や、不安要素のある危険なお店での購入は避けましょう。

③お店や購入商品に心配な点があったら、証拠を記録して対応しよう

楽天市場を利用していて、商品が発送されない・お店との連絡が取れない・届いた商品に不備があった場合は、スクリーンショットや写真ですぐに証拠を記録しましょう。

その上で、購入店舗に問い合わせをしてください。

万が一お店との連絡がスムーズにいかない場合や、お店の対応に不信感を抱いた場合は、楽天市場お客様サポートセンターに相談することができます。

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